売上合計を作成します
ここでは、B234に、B列の売上高の合計を作成します。
C列に「売上構成比」を作成します
C2のセルに「=B2/$B$234」を入力します。 これは「B2の売上高」÷「B列の売上合計額」の意味です。 (この位置は変わらないので、絶対番地の意味でB234ではなく、$B$234と入力します)
その計算式をC3〜C233までコピーします。 (C2のセルをオートフィル状態にして、ダブルクリックすれば、最下行まで一瞬にコピー &ペーストが出来ます)
そしてC列の表示形式をパーセントに変更します(詳細説明略)。
D列に「売上構成比累計」を作成します−2行目の指定
D1に「売上構成比累計」と項目名を入力します。D列の表示形式もパーセンテージとします。
D2は1件目なので、C2と同じ構成比となりますので、「=C2」と指定します。
D列に「売上構成比累計」を作成します−3行目の指定
D3は2件目で、累積を求めるので「=D2+C3」 と指定します。 (D列の1つ上の累積構成比+C列の構成比)
D列に「売上構成比累計」を作成します−4行目以降の指定
D4は、D3と同じ考え方と同じ操作です。1つ上の累積構成比とC列の構成比を合計します。 ですから、これ以降(ここではD233まで)はD3の計算式をコピーして貼り付けます。 下図は表の最後の方を示します。累積構成比なので最後は100%となっています。 これでグラフ作成の準備が出来ました。
2軸のグラフを作成します−範囲指定
A1〜B233とD1〜D233を範囲指定します。 (合計行の234行目は除きます) 離れた範囲を指定する時は、【Ctrl】キーを押しながら指定します。 大きな表の場合には、不要なC列(売上構成比の列)を非表示として、A1〜D233を範囲指定した方が楽です 。
2軸上の折れ線と縦棒グラフを指定します
( グラフウィザート)をクリックします。
グラフウィザードで、【ユーザー設定】タブをクリックで選択します。
「2軸上の折れ線と縦棒」を選択します。
ここでは【次へ】と進み、グラフ作成場所を新しいシートとして、【完了】とします。
2軸のグラフが別シートに作成されました
2軸のグラフが作成されました。
このグラフに補助線等を追加して、ABC分析グラフとします。
ランクを示す為の補助線を追加します−1
ここでは、Aランクを80%まで、Bランクを95%まで、Cランクを100%までと考えて、補助線を追加します。
まず、Aランクの直線を引きます。右の軸の80%の所から、折れ線グラフにぶつかるまで、まず直線を引きます(@)。 直線は【図形描画】ツールバーにある (直線)を利用して引きます。 真っ直ぐな直線を描画する時には、【Shift】キーを押しながらマウスで描きます。
折れ線にぶっかった所から、今度は下に直線を引きます(A)。
ランクを示す為の補助線を追加します−2
操作14と同じ要領で、今度は95%の所から、直線を2本引きます。
グラフを見やすくし、%とランク名を入れます
グラフの背景色を薄い色に変更してみます。ここでは、薄い黄色にしました。
今直線を引いた95%の表示を追加してみます。 図形描画ツールバーの (テキストボックス)を利用して、「95%」を記入します。ここでは赤文字にしました。 又80%と95%を目立たせる為に、赤枠をつけてみました。
そして、各ランク名を (縦書きテキストボックス)を利用して記入します。