集計機能を利用する時には、まずデータの「並べ替え」を行う必要があります。
集計機能では1度に1つの項目でしか集計は出来ません。その為「支店名」で集計して、さらに「担当者名」で集計させる操作が必要です。
ここでは、「支店名」での集計の操作方法は詳細に説明しますが、「担当者名」での操作方法は簡単に説明します。
並べ替えを行います (集計の為の準備操作)
メニューバーの【データ】→【並べ替え】とクリックします。
並べ替えダイアログにて、支店名と担当者の並べ替えを指定します
表示された並べ替えダイアログで、まず最優先されるキーとして「支店名」を選択します。 「降順」か「昇順」は問いません。
次に2番目のキーとして「担当者名」を選択します。
次に3番目のキーとして「売上額」を「降順」に指定します。 *「売上額」を降順に指定するのは、集計の操作には関係ありませんが、支店別担当者別に集計した時に、さらに売上額が多い順 に表示させたい為です。
【OK】をクリックします。
支店別、担当者別の昇順に並べ替えられました(準備完了)
下図のように、支店別、担当者別の昇順で、売上高順に並べ替えられました。 これで「集計」機能を利用する準備が出来ました。
【集計】の指定します
メニューバーより【データ】→【集計】とクリックします。
集計の基準や方法等を指定します
表示された集計の設定ダイアログにて、グループの基準は表示された「支店名」、集計の方法は表示された「合計」、その他そのままで良いので、【OK】をクリックします。
支店名ごとに集計されて、総計も入った集計表が出来まし た
支店ごとのアウトライン機能もついた集計表が出来ました。
・『参考』:アウトラインの「2」ボタンをクリックして折りたたんだ状態 =小計と総計の表示
・『参考』:アウトラインの「1」ボタンをクリックして折りたたんだ状態 =総計のみの表示
・『参考』:「3」ボタンで全て表示されます。 ・ ボタンをクリックすると、詳細データが非表示となります。 ・ ボタンをクリックすると、詳細データが表示されます。
次に担当者名別に集計してみます
ここでは、ボタン「2」をクリックして、小計行のみを表示させた状態とします。
メニューバーより再度、【データ】→【集計】と指定します。
担当者名別に集計指定をします
グループの基準を「担当者名」に変更します。
「現在の集計表と置き換える」のチェックをはずします。(ここは大切な所です)
支店名別担当者名別の集計表が出来ました
下図のように、支店別担当者別の集計表が出来ました。