PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・「データバー」を設定する

 


操作の概要

 ここでは、データバーの設定方法を説明します。
 

操作の流れ

下図のような表があります

  • 下図のような表があります。
    4月にオレンジ色のデータバー、5月に赤のデータバー、6月に緑のデータバーを設定してみます。

データバーの設定したい範囲を指定します

  1. まず4月の各業種の数字にデータバーを設定したいので、ここではB2〜B5を範囲指定します。

任意のデタバーを選択します

  1. 【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】をクリック(@)します。

  2. 表示された5種類の条件付き書式より【データバー】をクリック(A)します。

  3. 6種類の色見本が表示されていますので、その中から任意の色のデータバーをクリックで選択します。
    ここでは、グラデーションのオレンジ色(B)をクリックしました。

    それぞれの色見本の上にマウスを持ってゆくと、範囲指定した表の中にそのデータバーが表示されますので、その状態を見ながら選択出来ます。決定はクリックです。

4月にオレンジ色のデータバーが設定されました

  1. まだ範囲指定されたままですが、4月にオレンジ色のデータバーが表示されました。
    4月の各業種の売上割合が、見える化されてグラフで表示されました。

5月・6月にも同様に設定します

  1. 操作2〜4と同様(範囲指定→条件付き書式→データバー→色の選択)に、5月に赤色、6月に緑色のデータバーを設定します。

    下図のように設定されました。

  • このデータバーの設定操作は上記のように簡単なものです。
  • 一番の特徴は、色見本の上にマウスを持ってゆくだけで、範囲指定した所にその色のデータバーが表示される事です。結果を見ながら決定出来ます。
    Excel 2010より、データバーの種類が12種類と増えました。
     
  • 参考までに、グラデーションのないデータバーで同じ色で設定した場合の例を下図に示します。


     
  • データバーの最下段「その他のルール」があります。
    それをクリックすると、下図下段のような細かい設定指定画面となります。

  • ここで、いろんな詳しいルールを指定出来ます。
     
  • 書式スタイルの欄で【棒のみ表示】にチェックをつけると、表内の数値は非表示となりセル内に棒のみの表示となりましす。下記にその例を示します。
    (これは、1色でB2〜D5に、棒のみ表示の指定をした場合の例です)
  • 又棒の色を任意の色に変更したりも出来ます。ですからデータバーの色は代表的にものは見本で選択出来ますが、【塗りつぶし】の欄で、どんな色にも変更出来る事になります。
     
  • 又Excel2010では、Excel2007と違ってデータバーに枠線がついています。
    もしExcel2007の時のように枠線を取りたい時は、この画面で【枠線なし】→【OK】とすると枠線は削除されます。