PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・「スパークライン」を設定する

操作の概要

 ここでは、 2001よりの新機能のスパークラインの設定方法を説明します。
 

操作の流れ

下図のような表があります

  • 下図のような表があります。
    E列の「3ヶ月比較」の列に、4月〜6月の動きの折れ線グラフのスパークラインを設定します。
    さらに6行目の「業績比較」の行に、縦棒グラフのスパークラインを設定してみます。

  • E2のセルに折れ線のスパークラインを設定する方法を詳しく説明します。E3、E4、E5は同じ要領で設定します。

  • 次にB6のセルに縦棒のスパークラインを設定する方法を詳しく説明します。C6、D6は同じ要領で設定します。.

E2にコンビニの3ヶ月比較の折れ線のスパークラインを設定します−1
   (スパークラインのグラフの元データ範囲の指定)

  1. スパークラインのグラフの元の範囲を指定します。(ここではB2〜D2)

    後からでも指定出来ますが、最初に範囲指定した方が楽なので、この方法で説明します。

E2にコンビニの3ヶ月比較の折れ線のスパークラインを設定します−2
   (スパークラインの指定@)

  1. 【挿入】タブ→【スパークライン】をクリックします。

  2. するとスパークラインのグラフの種類が表示されます。
    今は、折れ線で表示させたいので、【折れ線】をクリックします。

E2にコンビニの3ヶ月比較の折れ線のスパークラインを設定します−3
   (スパークラインの指定A)

  1. スパークラインの作成ダイアログが表示されます。
    上段のデータの範囲は、すでに範囲指定しているので表示されています。

    操作1での範囲指定をしていない時には、ここでデータの範囲を指定します。

E2にコンビニの3ヶ月比較の折れ線のスパークラインを設定します−4
   (スパークラインの指定B)

  1. 下段の配置する場所を指定します。
    この例の場合では、表示させたいセルのE2は見えているので、ただ単にE2をクリックすればOKです。

    大きな表などで、配置する場所が見えていない場合などでは、場所の範囲の欄の  をクリックします。 するとスパークラインの作成ダイアログは小さく浮動状態になりますので、それで配置させたい場所まで進み、その場所をクリックで指定します。
                 
    そして【Enter】キーか、再度  をクリックすれば、場所の範囲に指定したセルが表示されます。

  2. 【OK】をクリックします。

E2にコンビニの3ヶ月推移が表示されました

  1. E2のセルにコンビニの3ヶ月推移が折れ線グラフで表示されました。

スーパー・食料品店・百貨店にも同様に折れ線グラフのスパークラインを設定します

  1. 操作1〜6と同様(範囲指定→【挿入】タブ→スパークライン→スパークラインのグラフ種類の選択→配置する場所の指定)に、 折れ線グラフのスパークラインを設定します。

    下図のように設定されました。

B6に4月の業績比較の縦棒のスパークラインを設定 します−1
   (スパークラインのグラフの元データ範囲の指定)

  1. スパークラインのグラフの元の範囲を指定します。(ここではB2〜B5)

    後からでも指定出来ますが、最初に範囲指定した方が楽なので、この方法で説明します。

B6に4月の業績比較の縦棒のスパークラインを設定 します−2
   (スパークラインの指定@)

  1. 【挿入】タブ→【スパークライン】をクリックします。

  2. するとスパークラインのグラフの種類が表示されます。
    今は、縦棒で表示させたいので、【縦棒】をクリックします。

B6に4月の業績比較の縦棒のスパークラインを設定します−3
   (スパークラインの指定A)

  1. スパークラインの作成ダイアログが表示されます。
    上段のデータの範囲は、すでに範囲指定しているので表示されています。

B6に4月の業績比較の縦棒のスパークラインを設定します−4
   (スパークラインの指定B)

  1. 下段の配置する場所を指定します。
    この例の場合では、表示させたいセルのB6は見えているので、ただ単にB6をクリックすればOKです。

  2. 【OK】をクリックします。

B6に4月の各業種の業績が縦棒で表示されました

  1. B6のセルに4月の各業種の業績が縦棒グラフで表示されました。

5月・6月にも同様に縦棒のスパークラインを設定します

  1. 操作8〜13と同様(範囲指定→【挿入】タブ→スパークライン→スパークラインのグラフ種類の選択→配置する場所の指定)に、 縦棒グラフのスパークラインを設定します。

    下図のように設定されました。

 

  • このスパークラインの設定操作は上記のように簡単なものです。
     
  • 設定したスパークラインのデータの範囲の編集や削除等は、スパークラインを設定したセルを右クリックして、表示されたメニューの「スパークライン」をクリックします。
    そこで表示される各メニューより操作出来ます。(下図参照)