PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・外部データを取り込む

 


操作の概要

 ここでは、 外部データの取り込み方の2通りの方法について説明します。
 
   @「外部データの取り込み」を利用した Access データの取り込み方法
   A「外部データの取り込み」を利用したテキストファイルの取り込み方法
   

 

・Excel2010での「外部データの取り込み」では下図のような種類があります。

 
 
 ・Excel2003 のような「新しいデータベースクエリ」という名前はありません。
  ですからここでは、上記の2通りの方法を説明します。

  しかし、下段の図に示した【その他のソース】の中の「Microsoft Query」がExcel2003 の「新しいデー
  タベースクエリ」と操作はほぼ同じです。
  しかしAccess データベースを取り込むのなら、「Access データベース」を利用した方が簡単なので、
  ここでは説明しません。

 ○【その他のデータソース】の中より下図のような、いろいろなデータソースの取り込みが出来るように
   なっています。


 



 

操作の流れ@−「外部データの取り込み」を利用したAccess データの取り込み

外部データの取り込みの指定

  1. 【データ】タブ→[外部データの取り込み]の【Access データベース】とクリックします。

取り込むデータファイルを選択します

  • ここでは、取り込みたいデータファイルを選択します。

  1. 今は、「売上データベース.mdb」を取り込みたいとして、そのフォルダーを選択し、そのファイル名をクリックで選択します。

  2. ファイル名が表示されたのを確認して、【開く】をクリックします。

取り込むテーブルを選択します

  • ここでは、今選択した「売上データベース.mdb」の中にある表(テーブル)が表示されています。
    どの表を取り込むかの選択をします。

  1. 今は、「得意先一覧表」を取り込みたいとして、そのファイル名をクリックで選択して、【OK】をクリックします。

取り込み先 (データのインポート先)を選択します

  • ここでは、 Excelシートのどの位置より、そのデータを表示するかを指定します。
    今クリックされているセルが表示されています。

  1. ここでは、A1をクリックしてありましたし、【テーブル】として取り込みたいので、そのまま【OK】をクリックします。

    ○ここで 「ピボットテーブルレポート」等の選択も出来る事に注意してみて下さい。

    ・もし、【ピボットテーブル レポート】や【ピボットテーブル/ピボットグラフレポート】を
     クリックすれば、今選択したAccess データが、ピボットテーブルやピボットグラフと
     して取り込まれます。
    ・1シートに入りきれない多量なデータ(1,048,576以上の時には)の場合には、こち
     らを選択します。

A1よりデータが取り込まれて表示されました

  1. 下図のように、A1より200件の「得意先一覧表」が取り込まれて、テープル形式で表示されました。

 

 


 

操作の流れA−「外部データの取り込み」を利用したテキストファイルの取り込み

外部データの取り込みの指定

  1. 【データ】タブ→[外部データの取り込み]の【テキストファイル】とクリックします。

取り込むデータファイルを選択します

  • ここでは、取り込みたいテキストファイルを選択します。

  1. 今は、「上期売上データ.csv 」を取り込みたいとして、そのフォルダーを選択し、そのファイル名をクリックで選択します。

  2. ファイル名が表示されたのを確認して、【インポート】をクリックします。

テキスト ファイル ウィザード-1/3による指定

  • 今取り込むのはテキストファイルなので「テキスト ファイル フィザード」が表示されます。
    まずデータ形式を選択します。

  1. ここではそのままで良いので【次へ】をクリックします。

テキスト ファイル ウィザード-2/3による指定

  • 次に区切り文字を選択します。

  1. ここでは「カンマ」区切りなので、それをクリックで選択します。

  2. 【次へ】をクリックします。
     

    ・区切り文字がどれか分からなかった場合には、「タブ」から順番にクリックしてみて
     下さい。
    ・データのブレビュー欄の画面を参考にして、正しく表示されたものが、このファイル
     の区切り文字だと分かります。

テキスト ファイル ウィザード-3/3による指定

  • 次に各列のデータ形式を選択します。

  1. ここでは、全て「G/標準」の列で良いです。

  2. 【完了】をクリックします。

取り込み先を選択します

  • ここでは、 Excelシートのどの位置より、そのデータを表示するかを指定します。
    今クリックされているセルが表示されています。

  1. ここでは、A1をクリックしてあったので、そのまま【OK】をクリックします。

A1よりデータが取り込まれて表示されました

  1. 下図のように、A1より1524件の「上期売上データ」が取り込まれて、表示されました。