PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・ドロップダウンリストを利用して入力する

 


操作の概要

 ここでは、ドロップダウンリストを利用して入力する、2つの方法を説明します。

  @同じ列にすでに複数項目が入力されている項目より選択して入力する方法
  A選択項目を別に登録しておいて(ドロップタ゜ウンリストを作成しておいて)
                               そのリストより入力する方法
 


 

操作の流れ@−すでに入力されているものよりの入力方法

下図のような表があります

  • 下図のような表があります。
    E列の空欄(E5〜E12)に入力したいので、E列にすでに入力されている項目を利用して入力してみます。
     

    ・この方法は、同じ列にすでに選択したい項目が入力されている場合に利用します。
    ・ドロップダウンリストの登録が不要ですが、1セルごとに右クリックからの操作が必要です。
     Aの方法と必要に使い分けて下さい。

E5に入力指定します

  1. E5のセルをクリックし、右クリックします。

  2. 表示されたメニューより、【ドロップダウンリストから選択】をクリックします。

ドロップダウンリストが表示される

  1. 今E列の他のセルに入力されている内容が、ドロップダウンリストとして表示されました。

ドロップダウンリストより選択して入力

  1. その表示されたドロップダウンメニュー より、E5に入力したい項目(ここでは洗面所)をクリックで選択します。

  2. E5に「洗面所」が入力されました。

    この繰り返し(操作1〜操作5の)で、E列の空欄に、入力出来ます。

 


 

操作の流れA− ドロップダウンリストの作成と利用

ドロップダウンリスト用のリストを作成します

  1. Excel のシート上に、 ここでは下図のように(E24〜28)、ドロップダウンリストにする項目を作成しました。

ドロップダウンリストを表示させたい範囲を指定します

  1. 今ドロップダウンリストを利用して入力 したい範囲(ここではE2〜21)をマウスで範囲指定します。

ドロップダウンリストの指定

  1. 【データ】タブ→[データツール]の【データの入力規制】とクリックします。

  2. 「データの入力規制」ダイアログが表示されました。

「データの入力規制」ダイアログでの指定−1

  1. 今表示されている【設定】タブの、[入力値の種類]の欄で、【リスト】をクリックで選択します。

  2. 下段の図のように、「ドロップダウンリストから選択する」が表示されて、チェックがついています。

元の値の欄の指定(ドロップダウンリストに利用する項目の指定)

  • 「元の値」の欄で、ドロップダウンリストに表示させる項目範囲を指定します。
  1. 元の値の欄の  をクリックします。

  2. 元の値の欄が浮動状態になります。
    そこで、ドロップダウンリストとして表示 させたい項目の範囲、ここではE25〜E28を範囲指定します。
    すると、元の値の欄に範囲が表示されます。

  3. そこで再度  をクリックします。
    (又は【ENTER】キーを押します)
     

    ・今ドロップダウンリストにしたい項目の範囲はE25〜28としました。
     ここでは「事故発生場所」という項目タイトルを除きました。
    ・その項目タイトルを入れてE24〜28とする事も出来ます。
     その場合には、一番上の項目は項目タイトル名であると認識してこのリストを利用
     します。


 

「データの入力規制」ダイアログの指定の完了

  1. 元のデータの入力規制のダイアログに戻ります。
    指定は終了なので、【OK】をクリックします。


 

ドロップダウンリストよりの入力の準備完了

  1. 今、E2のセルの横に  が表示されています。
    この  をクリックすると、ドロップダウンリストが表示されます。その中から必要な項目をクリックで選択して、入力します。
    ここでは、「寝室」をクリックで選択しました。


 

E2に入力されました

  1. E2に入力されました。
    次にE3をクリックします。

  2. 同じくE3に  が表示されます。
    同じくその  をクリックして、必要項目をクリックする事により、入力が完了します。

    以降、この繰り返しで、クリックで選択するだけで、E列に簡単に入力出来ます。