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操作の概要 |
ここでは、Ｅｘｃｅｌ の分析ツールであるピボットテーブルを利用した、ドリルダウン表の中で、特に１つの項目だけのピンポイントでのドリルダウンが簡単に出来る
「ピンポイントドリルダウン表」の作成方法と利用説明をします。
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操作の流れ |
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 下図のような「売上伝票明細データ」表があります
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ピボットテーブルを指定します
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表内の任意のセル１つをクリックしておきます。ここではＡ１をクリックしています。
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【挿入】タブ→［テーブル］の【ピボットテーブル】をクリックします。
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「ピボットテーブルの作成」が表示されます
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「ピボットテーブルの作成」のダイアログが表示されます。
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今はＥｘｃｅｌの表から、ピボットテーブルを作成するので、このまま【ＯＫ】とします。
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新規シートに白紙のピボットテーブルが表示されます
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新規シートに下図のように、ピボットテーブルを作成する為の『白紙の表』と『ピボットテーブルのフィールドリスト』が表示されます。
またリボンバーもピボットテーブル関係が表示されました。
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ピンポイントドリルダウン表を作成してみましょう−概要説明
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このデータより、ドリルダウンする時は、時間軸では出来ませんので、組織軸でドリルダウンします。
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ここでは「部門名」→「担当者名」→「業種」→「得意先名」→「商品名」とドリルダウンして、「売上額」を見てみます。
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但し、全体の項目をドリルダウンで表示するのではなく、１つの項目のみのドリルダウンを作成します。
（利用方法は最後のワンポイントで説明します）
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一番の大分類項目の「部門名」を行欄へ
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一番の大分類項目である「部門名」を行欄へドラッグします。
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そして、「売上金額」をデータ欄へドラッグします。
部門別の売上額表が出来ました。
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その部門名より、１項目のみをドリルダウンさせて行きます
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ここでは、「営業２課」のみをドリルダウンさせる事とします。
ですから「営業２課」（ここではＡ５）をダブルクリックします。
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すると下図のような「詳細データの表示」ダイアログが表示されます。
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次に表示させたい項目を選択します
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次に表示させたいのは「担当者名」です。
ですから、「担当者名」をクリックで選択し、【ＯＫ】をクリックします。
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すると「営業２課」だけの「担当者名」が表示されました。
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また次に、表示させたい項目を選択します
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操作８〜操作１１と同じ要領での繰り返しです。
次にピンポイントで表示させたい担当者を選びます。
ここでは「森口 進」を選択し、ダブルクリックします。
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次の詳細項目として、「業種」を選択します。
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森口さんだけの業種が表示されました。
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また次に、表示させたい項目を選択します。
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ここからの操作は繰り返しなので、簡単に説明し結果を表示します。
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森口さんの「コンビニ」を見たいので、「コンビニ」をダブルクリックします。
次にみたい詳細項目は「得意先名」とします。
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表示された「コンビニ」の「得意先名」の中から次に見たいのは「ピコボレー」として、その「
ピコボレー」をダブルクリックします。
その次に見たい詳細項目は「商品名」とします。
これで
「営業２課」の「森口 進」の「コンピニ」の「ピコボレー」だけの商品別売上表が出来ました。
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Ｅｘｃｅｌ2007 の標準の表形式は上図のようなコンパクト形式になっています。
- Ｅｘｃｅｌ2003
のような表形式に変更する事も出来ます。
- 下記にその操作と結果を示します。
○この先の説明は、コンパクト形式のままで進めます。
- 【デザイン】タブ→［レイアウト］の【レポートのレイアウト】→【表形式で表示】とクリックします。
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このピンポイントドリルダウン表を閉じてみましょう
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今ピンポイントで降りてきた順番と逆順番で、
 をクリックすると閉じて行きます。
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ここではＡ１０の「ピコボレー」の をクリックします。→「商品名」の詳細表示が閉じました。
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次に、ここではＡ９の「コンビニ」の をクリックします。→「
得意先名」の詳細表示が閉じました。
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次に、ここではＡ８の「森口 進」の をクリックします。→「業種」の詳細表示が閉じました。
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最後に、ここではＡ５の「営業２課」の をクリックします。→「担当者名」の詳細表示が閉じました。
これで、下図のように詳細表示のない表が出来ました。
一見最初の表のようですが、各課のセルの前に  がついています。
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このピンポイントドリルダウンの操作２０で閉じた状態で、保存しておきます。
すると、今後いつでも、見たい項目だけの詳細な情報が何時でも見ることが出来ます。
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「○○別○○別○○別の売上表」という情報がいつでも数秒でつかむことが出来ます。
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元の表にデータが追加されている場合には、【オプション】タブ→［データ］の【更新】を
クリック（または【データ】タブ→［接続］の【すべて更新】をクリックすれば、いつでも
元の表からの最新情報に更新されます。
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データ分析の考え方や、ピボットテーブルやピボットテーブルの考え方や操作
は、下記の筆書の本にて詳細に説明しています。
『Ｅｘｃｅｌでマスターする ビジネスデータ分析 実践の極意』（アスキー・メディアワークス社）
上記より amazon.co.jp の本の購入へリンクしています。
またこのWebと同じ、suminaka.com
の「書籍・ツールのご紹介」からでも、リングで進めます。
このWebサイトでは全ては説明できないため、是非上記の本を参照して頂ければ思います。
この本は2003年に初版が発刊されて、現在１３刷まで増刷されています。
但し、2003年刊なので、図は Ｅｘｃｅｌ2002 バージョンです。
データ分析の考え方や進め方を中心に説明していますので、操作だけでなく考え方を参考にしていただければと思います。
Excel2007・2010のリボン等の操作の説明はありませんが、データ分析の操作の流れや、ピボットテーブルやピボットグラフで何が出来るかは、良く分かると思います。 |
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