下図のような「冷凍食品類売上表」があります
ここでは下図のような項目名を持った、 147件の冷凍食品類売上データがあります。
このデータ を利用して、冷凍食品の中から「春のお弁当キャンペーン」と「その他」の2つにグループ分けして、その売上動向を見たいと思います。 そのグループ化の方法を説明します。
ピボットテーブルを指定します
表内の任意のセル1つをクリックしておきます。ここではA1をクリックしています。
【挿入】タブ→[テーブル]の【ピボットテーブル】をクリックします。
ピボットテーブルの作成が表示されます
「ピボットテーブルの作成」 のダイアログが表示されます。
今回は、Excel の表から、ピボットテーブルを作成するので、このまま【OK】とします。
新規シートに白紙のピボットテーブルが表示されます
新規シートに下図のように、ピボットテーブルを作成する為の『白紙の表』と『ピボットテーブルのフィールドリスト』が表示されます。 またリボンバーもピボットテーブル関係が表示されました。
商品ごとの売上表を作成します
『ピボットテーブルのフィールドリスト』より、「商品名」を行欄(行ラベル)へドラッグします。 (または、上段で「商品名」をクリックします。自動的に行欄へ入ります)
「売上額」をデータ欄 (煤@値)にドラッグします。 (または、上段で「売上額」をクリックします。自動的にデータ欄へ入ります)
商品名より、春の弁当キャンペーンに指定したいものを範囲指定します
商品名より、下図のように7点選択しました。 複数の離れた位置のセルの選択は、【Ctrl】キーを押しながら、クリックします。
グループ化の指定をします
操作8の状態で、今のリボンバーの【オプション】タブ→[グループ]の【グループの選択】をクリックします。 (文字列のグループ化の場合には、【グループフィールド】は選択出来ません)
グループ化されて表示されました
「表形式」に変更してみます
【デザイン】タブ→[レイアウト]の【レポートのレイアウト】をクリックします。
【表形式で表示】をクリックします。
表示形式が、表形式に変更されました。 これで「商品名2」と「商品名」の関係が見やすくなりました (下図はその後、A5をクリックして範囲指定を解除しています)。
今選択したもの以外をグループ化します
ここではB列の「商品名」の列で、操作8の要領で、残りの食品を範囲指定します。
【オプション】タブ→[グループ]の【グループの選択】をクリックします。
「グループ1」 や「グループ2」の名前を変更してみます
【商品名2】の名前を変更してみます
A列を並べ替えます
この文字列のグループ化は、新規項目も作成してくれますので、いろいろと分析の際に役立ちます。 この【キャンペーン区分】は、通常の項目と同じように利用出来ます。
Excel2007 より、この新規項目は、新たにピボットテーブルを作成しても利用出来ます。但し、名前は変更前の例えば「商品名2」として項目名が表示されます。
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『Excelでマスターする ビジネスデータ分析 実践の極意』(アスキー・メディアワークス社) 上記より amazon.co.jp の本の購入へリンクしています。 またこのWebと同じ、suminaka.com の「書籍・ツールのご紹介」からでも、リングで進めます。
このWebサイトでは全ては説明できないため、是非上記の本を参照して頂ければ思います。 この本は2003年に初版が発刊されて、現在13刷まで増刷されています。 但し、2003年刊なので、図は Excel2002 バージョンです。 データ分析の考え方や進め方を中心に説明していますので、操作だけでなく考え方を参考にしていただければと思います。 Excel2007・2010のリボン等の操作の説明はありませんが、データ分析の操作の流れや、ピボットテーブルやピボットグラフで何が出来るかは、良く分かると思います。