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操作の流れ①－「年」「月」「四半期」の新規項目作成 |
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 下図のような「売上伝票明細データ」があります
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ここでは下図のような項目名を持った、43,357件の売上伝票明細データがあります。
このデータは、2009年4月1日より2011年3月31日までの２ヶ年のデータです。
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このデータには「売上日付」という項目はありますが、「年」「月」「四半期」という項目はありません。
グループ化という機能で、新規項目を作成し、前年同月対比などのグラフで分析する方法を説明します。
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ピボットテーブルを指定します
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表内の任意のセル１つをクリックしておきます。ここではＡ１をクリックしています。
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メニューバーの【データ】→【ピボットテーブルとピボットグラフ レポート】をクリックします。
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ピボットテーブル/ピボットグラフ
ウィザード-1/3 が表示されます
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ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード-1/3 が表示されました。
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ここではＥｘｃｅｌ の表から、ピボットテーブルを作成するので、この1/3の所で【完了】とします。
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新規シートに白紙のピボットテーブルが表示されます
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新規シートに下図のように、ピボットテーブルを作成する為の白紙のグラフ表と『ピボットテーブルのフィールドリスト』と『ピボットテーブルのツールバー』が表示されます。
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売上年月ごとの売上表を作成します
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{『ピボットテーブルのフィールドリスト』より、「売上日付」を行欄へドラッグします。
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「売上金額」をデータ欄にドラッグします。
売上日付ごとの売上額表が出来ました。
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売上日付のグループ化を指定します
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ここでは、Ａ列のＡ４以降（「売上日付」の項目ボタンでも、日付の内容表示のセルでもＯＫです）の任意のセルを１つクリックします。
ここでは、Ａ６のセルをクリックしました。
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右クリックします。
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表示されたメニューより、【グループと詳細の表示】→【グループ化】とクリックします。
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グループ化項目の指定をします
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表示された
「グループ化」のダイアログにて、単位の欄で、「日」「月」「四半期」「年」と４つをクリックで選択します。
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この時の複数選択は【Shift】キーを押す必要はありません。
クリックだけで、選択の「Ｏn」と「Off」となります。
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この「グループ化」のダイアログは、日付データに対して、グループ化指定した場合に表示されるものです。
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又この時に必ず「日」も入れた４項目を選択して下さい。
下図にもあるように、今現在の「売上日付」のデータが「日」の欄に表示されるからです。 |
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【ＯＫ】をクリックします。
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グループ化して表示されました
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下図のように「年」「四半期」「月」とグループ化されて表示され、元の「売上日付」は「日」の欄に表示されています。
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さらに、下段の図のように、ピボットテーブルフィールドリストに、「月」「四半期」「年」という新規項目が追加されています。
『ピボットテーブルのフィールドリスト』に追加されたという事は、この項目を利用してピボットテーブルとピボットグラフが作成出来ると
いう事です。
但し、この新規項目は、今のピボットテーブルシートと
、ここより作成するピボットグラフにおいてのみ利用出来ます。
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年別月別売上表を作成してみましょう
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今のピボットテーブル表から、「四半期」と「売上年月」の項目を削除します。
その方法はその項目ボタンを表の外か『ピボットテーブルのフィールドリスト』の上にドラッグするだけです。
（ここで削除しても、『ピボットテーブルのフィールドリスト』にあるので、また必要により利用出来ます）
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年別月別売上表からピボットグラフを作成してみましょう
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「ピボットテーブルツールバー」か「標準ツールバー」の  （グラフウィザート）をクリックします。
別シートにピボットグラフが表示されます。
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推移を見たいので、折れ線グラフに変更してみます。
再度 をクリックして、グラフの種類を折れ線グラフに変更します。
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２ヶ年の売上推移を示す折れ線グラフが表示されました
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２ヶ年の売上推移が表示されました。
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この推移動向を分析して見たいのですが、このままでは少しつかみにくいです。
そこで２つの方法で推移をつかむことが出来ます。
方法１：①「近似曲線」を追加して、上がり下がりを分析します。
方法２：②前年同月対比グラフにして、動向を分析します。
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以下でその２つの方法を説明します。
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①近似曲線を追加してみましょう－１
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折れ線グラフをクリックで選択します。
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右クリックします。
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表示されたメニューより、【近似曲線の追加
】をクリックします。
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近似曲線を追加してみましょう－２
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近似曲線の追加ダイアログが表示されます。
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「線形近似」が一番分かりやすいので、このまま【ＯＫ】をクリックします。
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近似曲線が追加されたグラフとなります。
（ここでは、グラフと近似曲線が見やすいように、背景の色を変更し、グラフも少し太くし
、近似曲線の色も変更してあります）
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②前年同月対比グラフにしてみましょう
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近似曲線で、やや伸びている事が分かりました。
次に、このグラフを前年同月対比グラフにして、再度確認してみましょう
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今、項目欄にある「年」の項目ボタンを、系列欄へドラッグで移動するだけです。
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前年同月対比グラフを読んでみましょう
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上図の前年同月対比グラフを見れば、2009年度より全体に2010年度は売上がやや上がっている事が読みとれます。
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操作の流れ②－
日付データより７日間でグループ化 |
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下図のような「売上伝票明細データ」があります
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ここでは下図のような項目名を持った、43,357件の売上伝票明細データがあります。
このデータは、2009年4月1日より2011年3月31日までの２ヶ年のデータです。
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ここでは、日付を７日間でグループ化する方法を説明します。
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ピボットテーブルを指定します
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表内の任意のセル１つをクリックしておきます。ここではＡ１をクリックしています。
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メニューバーの【データ】→【ピボットテーブルとピボットグラフ レポート】をクリックします。
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ピボットテーブル/ピボットグラフ
ウィザード-1/3 が表示されます
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ピボットテーブル/ピボットグラフ ウィザード-1/3 が表示されました。
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ここではＥｘｃｅｌ の表から、ピボットテーブルを作成するので、この1/3 の所で【完了】とします。
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新規シートに白紙のピボットテーブルが表示されます
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新規シートに下図のように、ピボットテーブルを作成する為の白紙のグラフ表と『ピボットテーブルのフィールドリスト』と『ピボットテーブルのツールバー』が表示されます。
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売上
日付ごとの売上表を作成します
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『ピボットテーブルのフィールドリスト』より、「売上日付」を行欄へドラッグします。
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「売上金額」をデータ欄にドラッグします。
売上日付ごとの売上額表が出来ました。
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売上日付のグループ化を指定します
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ここでは、Ａ列のＡ４以降（「売上日付」の項目ボタンでも、日付の内容表示のセルでもＯＫです）の任意のセルを１つクリックします。
ここでは、Ａ６のセルをクリックしました。
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右クリックします。
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表示されたメニューより、【グループと詳細の表示】→【グループ化】とクリックします。
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グループ化ダイアログの表示
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「グループ化」のダイアログが表示されます。
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「日」をクリックします。そして、今選択されている「月」をクリックで消します。
（「日」だけにします）
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すると［日数］という欄が利用できるようになります。
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グループ化したい日数の指定
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今グループ化してい日数は７日間なので、日数を「７」にします。
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【ＯＫ】をクリックします。
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７日間にグループ化されて表示されます
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データ分析の考え方や、ピボットテーブルやピボットテーブルの考え方や操作は、筆書の本にて詳細に説明しています。
『Ｅｘｃｅｌでマスターする ビジネスデータ分析 実践の極意』（アスキー・メディアワークス社）
上記より amazon.co.jp の本の購入へリンクしています。
またこのWebと同じ、suminaka.com
の「書籍・ツールのご紹介」からでも、リングで進めます。
ここでは全ては語れませんので、是非上記の本を参照して頂ければ思います。
この本は2003年に初版が発刊されて、現在１３刷まで増刷されています。
2003年刊なので、図はＥｘｃｅｌ2002バードョンですが、Ｅｘｃｅｌ2003との違いは、ほんの少しピボットテーブルウィザートの中の絵が違う程度で、操作としては全く同じなので、お役に立てると思います。 |
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