PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・オートフィルを利用した連続データの入力

 


操作の概要

 ここではオートフィルを利用した、入力方法を説明します。
 下記の4つの場合で説明します。

   @1つの数値セルより連続データを入力する
    A1つの日付データより月単位の連続データを入力する
    Bオートフィルの便利な使い方
    C用意されているユーザー設定リストについて

 



 オートフィ ルは、セルの右下隅にマウスを持ってゆくと、マウスポイントが黒十字(  )になった状態で作動します。
以降、その事は説明しません(オートフィルのマウスポイントになった所から説明します)。

 

操作の流れ@−1つの数値セルより連続データの入力

オートフィルの利用

  1. 今、A1に「1」が入力されています。

  2. オートフィルでA6までドラッグします。
    A1のセル値の「1」がコピーされました。

連続データへ変更します

  1. 表示されている「オートフィルオプション  」をクリックします。

  2. 下図上段のように「どのコピーをしたいか」を選択出来ます。
    ここでは、「連続データ」をクリックします。

  3. すると下図下段のように連続データに変更されます。

 

 

 


 

操作の流れA−1つの日付データより月単位の連続データの入力

オートフィルの利用

  1. 今、A1に「2011/7/20」と入力されています。

  2. オートフィルでA10までドラッグします。
    自動的に2011/7/20→2011/7/29までの日付データとなりました。

月単位の連続データに変更します

  1. 表示されている「オートフィルオプション  」をクリックします。

  2. 下図上段のように「どのコピーをしたいか」を選択出来ます。
    ここでは、「連続データ(月単位)」をクリックします。

  3. すると下図下段のように月単位の連続データに変更されます。


 


 


 

操作の流れB−便利のオートフィルの使い方

オートフィルの利用

・ここでは、一番便利なオートフィ ルの利用方法を説明します。
 ご存じのようにオートフィルはドラッグによって、コピーして行く機能です。
・しかし、仮に何千や何万行のコピーは、通常のドラッグでのオートフィルでは大変です。
 でも方法はあります。『ダブルクリック』だけです。
 これで一瞬で何千・何万行のコピーも簡単に終了します。
  • 今、下図のような表があります。
    H2には、4月〜9月の半期計として、合計式が入っています。

  • この例位の長さなら、通常のドラッグのオートフィルでH11までコピー出来ます。
    しかしこれが何万件となるとドラッグも大変です。それが一瞬でコピー出来る方法を説明します。  

  1. H2のセルのオートフィルマークがある状態で、ダブルクリックします。
    これだけで、最下行の11行目まで一瞬でコピー出来ました。


 

 


 

操作の流れC−用意されているユーザー設定リスト

例えば「月」と入力をオートフィルすると

  1. A1に「月」が入力されているとします。

  2. オートフィルでA10までドラッグすると、下図のように「月」→「日」の各曜日が繰り返し自動表示されます。


 

・このように、オートフィルにより、自動的にある連続データになるのは、ユーザー設定リストにすでに
 いろいろなリストが用意されているからです。

・どのようなものがあるかを下記に示します。赤枠の中は用意されています。
 ですから、「月」をオートフィルしたら、「火」「水」「木」・・・と連続入力されました。

・任意なユーザー設定リストの作成方法は、次の項目で説明しますので、ここでは省略します。