PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・条件付き書式を設定する

 


操作の概要

 ここでは、 セルの内容を比較する為に「条件付き書式」を設定する方法を説明します。

 セルの色を、80点以上は「緑色」、79〜66点までは「黄色」、65点以下は「橙色」の条件で
 変更させてみます。
 

操作の流れ

下図のような表 に「条件付き書式」を設定します

  • 下図のようなテストの点の一覧表があります。
    (テストの点が80点以上は「緑色」、79点から66点までは「黄色」、65点以下は「橙色」にセルの色を変更します)

  • まず1つのセル(ここではB2)に条件付き書式を設定します。

  1. ここではB2のセルをクリックで指定します。

  2. メニューバーの【書式】→【条件付き書式】とクリックします。

条件1に、条件を設定をします

  1. 条件付き書式のダイアログが表示されます。

  2. 条件1の、最初の項目はそのままで良いです。

  3. 2つ目の項目を「次の値の間」から「次の値の以上」に変更します。

  4. すると画面が下段のように変わります。

  5. そこで右側に値として「80」を入力します。

  6. その条件の書式を指定する為に【書式】をクリックします。

条件1に、書式を設定します−2

  1. セルの書式設定のダイアログが表示されます。

  2. 【パターン】のダフをクリックします。

  3. 「緑色」をクリックで選択して【OK】をクリックします。

    ここで、フォントの選択や、フォントの色の変更指定等も出来ます。

次のセルの書式の条件を指定する為に条件を追加します

  1. 元の条件付き書式のダイアログに戻ります。

  2. 【追加】をクリックします。

  3. 2つ目の条件を指定する、条件2が表示された画面になります。

条件2に、条件を指定します

  1. 条件2は、最初の「セルの値が」と「次の値の間」はそのままで良いです。

  2. 値として「79」と「66」を入力します。

  3. 【書式】をクリックします。

条件2に、書式を指定します−2

  1. セルの書式設定のダイアログが表示されます。

  2. 【パターン】のダフをクリックします。

  3. 「黄色」をクリックで選択して【OK】をクリックします。

次のセルの書式の条件3を指定する為に条件を追加します

  1. 元の条件付き書式のダイアログに戻ります。

  2. 【追加】をクリックします。

  3. 3つ目の条件を指定する画面になります。
     

  4. 条件3は最初の「セルの値が」はそのままで良いです。

  5. 次の欄は「次の値の間」から「次の値以下」に変更します。

  6. 値として「65」を入力します。

  7. 【書式】をクリックします。

条件3に、書式を指定します

  1. セルの書式設定のダイアログが表示されます。

  2. 【パターン】のダフをクリックします。

  3. 「橙色」をクリックで選択して【OK】をクリックします。
     

  4. 元の条件付き書式設定のダイアログに戻ります。

  5. これで3つの条件と書式が設定出来たので、【OK】をクリックします。

セルB2に条件付き書式が設定出来ました

  1. B2のセルに条件付き書式が設定出来ました。
    B2は85点なので、緑色になっています。

B2に設定した条件付き書式を、必要範囲にコピーします

  1. B2のセルを【コピー】します。

  2. B2〜D7の範囲を、範囲指定します。

  3. 【編集】→【形式を選択して貼り付け】で、【書式】をクリックして【OK】をクリックします。

必要範囲に条件付き書式が設定されました

  1. B2からD7の範囲が、下図のように点数によって、セルの色が変わっています。