@セルの色を、80点以上は「緑色」、79〜66点までは「黄色」、65点以下は「橙色」の条件で 変更させてみます。 A各月に「データバー」を設定します。 B3ヶ月計と地区総計に「カラースケール」を設定します。 Cその上で、3ヶ月計と地区総計に「アイコンセット」を設定します。 尚、A〜Cは一連の流れとして説明します。
下図のような表に「条件付き書式」を設定します
下図のようなテストの点の一覧表があります。 (テストの点が80点以上は「緑色」、79点から66点までは「黄色」、65点以下は「赤色」にセルの色を設定します)
条件付き書式を設定したい範囲を指定します
条件付き書式を設定したい範囲(B2〜D7)を範囲指定します。
・以下に、その設定方法を説明します。
セルの強調表示ルールを指定します(80点以上の指定−1)
【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】→【セルの強調表示ルール】→【指定の値より大きい】とクリックします。
セルの強調表示ルールを指定します(80点以上の指定−2)
下図のように「指定の値より大きい」ダイアログが表示されます。 ここで、値に「80」を入力します。
そして、ここでは「濃い緑の文字、緑の背景」の書式を選択しました。
【OK】をクリックします。
セルの強調表示ルールを指定します(80点以上の指定−3)
操作2〜5では80点より大きい設定です。 80点は含まれないので、更に80点の設定をします。
【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】→【セルの強調表示ルール】→【指定の値と等しい】とクリックします。
「指定の値と等しい」ダアログが表示されます。
ここで値として「80」を入力します。
そして書式は先ほどの80点より大きいと同じ書式(緑色)の設定します。
80点以上のセルに書式が設定されました
下図のように、指定範囲内の80点以上のセルに書式が設定されました。
セルの強調表示ルールを指定します(79〜66点の指定−1)
先の操作の続きとして、範囲指定もそのままとします。
【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】→【セルの強調表示ルール】→【指定の範囲内】とクリックします。
セルの強調表示ルールを指定します(79〜66点の指定−2)
下図のように「指定の範囲内」ダイアログが表示されます。 ここで、値の「79」と「66」を入力します。
そして、ここでは「濃い黄色の文字、黄色の背景」の書式を選択しました。
79〜66点の間のセルに書式が設定されました
下図のように、指定範囲内の79〜66点の間のセルに書式が追加設定されました。
セルの強調表示ルールを指定します(65点以下の指定−1)
【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】→【セルの強調表示ルール】→【指定の値より小さい】とクリックします。
セルの強調表示ルールを指定します(65点以下の指定−2)
下図のように「指定の値より小さい」ダイアログが表示されます。 ここで、値の「65」を入力します。
そして、ここでは「濃い赤の文字、明るい赤の背景」の書式を選択しました。
セルの強調表示ルールを指定します(65点以上の指定−3)
操作16〜19では65点より小さい設定です。65点は含まれないので、更に65点の設定をします。
ここで値として「65}を入力します。
そして書式は先ほどの65点より小さいと同じ書式(赤色)を設定します。
65点以下のセルに書式が設定されました−完了
下図のように、指定範囲内の65点以下のセルに書式が追加設定されました。
これで、「85点以上」「79〜66点」「65点以下」の3つの条件設定は全て終わり、下図のように完成しました。 ここでは、範囲指定は解除してあります。
下図のような地区別売上表の7月〜9月の売上額に、条件付き書式(データバー)を設定します
下図のような地区別7月〜9月の売上額表があります。
7月(B列)〜 9月(D列)の各列に、色の違ったデータバーを設定します。
7月のB2〜B 9に青色のデータバーを設定します−1
データバーを設定したい範囲(B2〜B9)を範囲指定します。
7月のB2〜B22に青色のデータバーを設定します−2
【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】とクリックします。
表示された条件付き書式の中より、【データバー】をクリックします。
さらに表示されたデータバーの見本より、ここではグラデーション付きの青色のデータバーをクリックします。
・決定はクリックです。
・Excel2010より、グラデーションと単色のデータバーが選択出来るようになり、12種類の パターンより選択出来ます。
7月のB2〜B 9に青色のデータバーが表示されました
下図のように範囲指定したセルに、青色のデータバーで、地区ごと7月の売上額の大きさが表示されました。 下図は任意のセルをクリックして範囲指定を解除しています。
同じ要領で8月から9月の各地区の売上額に別の色のデータバーを設定します
上記操作1〜5と同じ要領で、各月(C列とD列それぞれ)の売上額に、別の色のデータバーを設定します。
結果は下図のようになりました。
上記の操作でデータバーを設定した表の 「3ヶ月計」と「地区総計」にカラースケールを設定します
先の操作説明で作成した下図のようなデータバー付きの表の「3ヶ月計」(E2〜E9)に カラースケールを設定してみます。 (E10のセルには設定しません。総計を含めると総計と各地区の差が大きすぎて、正しく各地区の比較が難しくなるからです)
カラースケールを設定したい範囲を指定します
3ヶ月計のE2〜E9に設定したいので、E2〜E9を範囲指定します。
カラースケールを選択指定します
表示された条件付き書式の中より、【カラースケール】をクリックします。
さらに表示されたカラースケール見本より、ここでは下図のよう 「緑、黄色のカラースケール(色の濃淡でセルの値を示します)をクリックで選択します。
・Excel2010では選択出来る種類が、Excel2007の8個から12個に増えています。
「3ヶ月計」にカラースケールがセットされました
下図のように3ヶ月計に緑と黄色のカラースケールが表示されました。
「地区総計」にもカラースケールをセットします
上記操作1〜4と同じ要領で指定します。
カラースケールを設定したいB10〜D10を範囲指定します。
ここでは、緑、黄色、赤のカラースケールを選択指定します。
下図のようにカラースケールが表示されました。
上記の操作でデータバー とカラースケールを設定した表の「3ヶ月計」と「地区総計」にアンコンセットを 追加設定します
今まで各種の書式設定をした表があります。
この表の3ヶ月計のE2〜E9に、5つの矢印(灰色)のアイコンセットを設定します。
さらに、地区総計のB10〜D10に、3つの信号(枠あり)のアイコンセットを設定します。
E2〜E9にアイコンセットを設定します
E2〜E9のセルを範囲指定します。
【ホーム】タブ→[スタイル]の【条件付き書式】→【アイコンセット】とクリックします。
右側に表示された、見本のカラースケールより、5つの矢印(灰色)を選択して、クリックします。
・Excel2010では選択出来る種類が、Excel2007の17個から20個に増えています。 又グループ分けもされていて、判断がしやすくなっています。
表のE2〜E9にアイコンセットが設定されました
下図のようにE2〜E9に選択したアイコンセットが表示されました。
同じ要領でB10〜D10に3つの信号(枠あり)のアイコンセットを設定します
B10〜D10のセルを範囲指定します。
右側に表示された、見本のアイコンセットより、任意のアイコンセットを選択 (ここでは3つの信号(枠あり)を選択)して、クリックします。
下図のように設定されました。