PHP  エクセル10倍活用術              操作編

 ・日付データより集計する

 


操作の概要

 ここでは、日付データより月別に集計する方法を説明します。
 

操作の流れ

下図のように日付データと売上金額のある表があります

  • 下図のような表があります。 この表は、2010年4月1日〜2010年9月30日までの146件のデータです。
    A列の表示形式は日付となっています。


  • ここで説明したのは、年月日という日付データがあれば、その表示形式を「年月」 に変更するだけで、集計機能を利用すると、年月別の集計が簡単に行える事です。
     
  • 売上伝票データなどの年月日からのデータで、表示形式の変更だけで年月別の集計も簡単に行えます。
  • ピボットテーブル機能を利用して、グループ化機能で、新たな年・月・四半期・の項目も作成出来ます。その操作は別途こちら(別ウィンドウで表示します)で説明しています。

A列の日付の表示形式を年月に変更します

  1. A列のA2〜A147の日付の範囲を範囲指定 (又はA列を選択)します。

  2. 右クリックで、表示されたメニューより「セルの書式設定」を選択します。

  3. 「セルの書式設定」ダイアログにて、その日付の表示形式を、「2001年3月」を選択(年月の表示に指定)します。

  4. 【OK】をクリックします。

A列の表示が年月に変更されました

  1. A列の表示が年月に変更されました。


この表より、年月の集計をしてみます

  • 集計には 、並べ替えが必須ですが、この表はすでにA列の日付が昇順になっていますので、ここでは並べ替えの操作はしません。
    A1などのグループの基準となる列の1つのセルをクリックして、範囲指定の解除だけで、集計の操作を 開始します。
  1. A1などのA列の1つのセルをクリックします。ここではA1をクリックしています。

  2. 【データ】タブ→[アウトライン]の中の【小計】をクリックします。

集計の設定をします

  1. 表示された「集計の設定」ダイアログにて、グループの基準は「日付」で良く、集計方法も「合計」で良く、集計するフィールド(項目)は金額で良いし、その他の指定もそのままでOKです。
    ですから、そのまま【OK】をクリックします。

集計されました

  • 年月ごとに金額と総計が集計されて表示され 、アウトラインも付きました。
    ・表が大きいので全体が分かりやすいように、 で折りたたんで、集計 結果全体を見てみましょう。

  1.  をクリックします。